お薬手帳の正しい活用を 中原区薬剤師会会長 中村良夫
中原区薬剤師会は区内で開局している薬局の薬剤師集団です。1949年の設立から、長年にわたり一般医薬品販売、医薬分業、セルフメディケーション推進等の役割を担ってきました。
同会では、医療機関にかかる際にはお薬手帳を携帯するようお願いしております。お薬手帳は「医療機関との連絡帳」の役割を持っています。薬は飲み合わせによっては大きな問題が生じることがあります。例えば、同じ薬を2倍服用してしまい胃が荒れてしまう、血圧が下がりすぎてしまうなどの事態が考えられます。それを防ぐために医療機関にかかる際は、お薬手帳を提示して処方箋の情報を見てもらいましょう。最近ではジェネリック薬品の登場もあり、薬の見た目や形状では判断がつかないものがあります。お薬手帳をきちんと活用することが、安全な処方につながり、皆様の健康を守ることにもなります。お薬手帳への正しい理解をお願い致します。
また、同会では地域活動の一環として老人ホームなどでの薬の正しい知識を教える講座や、小学校に出向いての薬育教育講座などを行い、正しい薬の知識の普及にも努めています。
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4月26日
4月19日