中原消防団 法政の改築校舎で訓練
中原消防団(生坂征一団長)は、8月30日、法政第二中学校の改装中の校舎で災害を想定した実践的な訓練を実施した。
中高層の建物で実践的な訓練を行うのは昨年の「新日本石油(株)小杉アパート」に続いて2回目。中原消防署の高嶋敏署長は「消防団に幅広い能力が求められるようになっている。この周辺には木造建物だけでなく中高層建物が多く建つため今回のような訓練が重要になる」と話した。
当日は、暗く、足場の悪い建物内で、エンジンカッターを使用して床面の破壊やドアの開放=写真、ガラス破壊、3階からの救出、放水などを実施、団員等は緊張感を持って訓練に挑んでいた。
生坂団長は「昨年の訓練では救出と放水を経験し、中高層の建物に放水ポンプを引き上げる大変さが分かった。今年は初めて破壊訓練を行い、どのような場所から壊していくと効率が良いのかなどを体感できた。豪雨や災害なども増えているし、その中で消防団に求められることも増えている。日頃から実践に近い訓練を重ね、いざという時に活躍できるように備えたい」と話した。
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4月26日
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