県政報告Vol.2 世界初!がんセンター併設型重粒子線治療施設オープン! 神奈川県議会議員 川本 学
私は「神奈川県議会がん対策議員連盟」の一員として、昨年12月に行われた神奈川県立がんセンター重粒子線治療施設の開所式に出席いたしました=写真下。重粒子線治療施設は全国で5カ所目となりますが、がんセンター病院棟と一体となった施設は世界初です。
重粒子線治療とは、従来よりもがんを殺傷する能力が高い放射線で、難治性のがんにも効果が期待できる上、正常な細胞を傷つけにくく副作用など患者への負担も軽減できるものです。県のがん医療の中枢機関であり、都道府県がん診療連携拠点病院となっている神奈川県立がんセンターと併設することで、手術、放射線治療、化学療法など複数の治療法を組み合わせて行う集学的治療が可能となります。また、様々ながんの専門医と医療スタッフが集まり、がん患者さん一人ひとりの症状や、QOL(生活の質)を考慮した治療方針を包括的に検討し、がん患者さんが安心して治療に専念できるように、がんセンターと連携した万全の医療体制が敷かれます。
県民に治療費補助35万円を上限に
ネックなのは、300万円以上にもなる高い治療費です。そこで、11月の補正予算案で治療費の一部を賄うため約1200万円を計上しました。神奈川県に住んで1年以上の県民には35万円を上限に治療費を補助する予定となっています。
なお、施設の場所は横浜市旭区で、二俣川の運転免許試験場の隣です。今後も、がん撲滅にむけた取り組みをはじめ、県民の皆さまが安心で安全な暮らしができるよう、微力ながら全力で取り組んで参ります!
|
|
|
|
|
|
11月29日
11月22日