ちょんまげに甲冑姿でエールを送る、サッカー日本代表の名物サポーター”ちょんまげ隊のツン隊長”ことツノダヒロカズさんのネパール支援に賛同した上丸子小の児童が3月30日、支援物資をツノダさんに渡した。
児童らは、2月に同校で行われたツノダさんの講演会をきっかけに物資の支援を決めた。会では、ボランティアとは無縁だったツノダさんが、東日本大震災を機にサッカーを通して復興支援に携わるようになった話や、被災した福島県南相馬市で活動するマーチングバンドを描いたドキュメンタリー映画『MARCH』の上映が行われた。その際、ツノダさんによる2年前に起きたネパール地震の被災地や復興支援の話が、児童の胸に響いた。
ネパールでの震災の現状を聞いた児童らは、講演会後に「自分たちができることをしたい」と自主的に校内に支援を呼びかけ。ポスターを制作し、ネパールで不足しているという冬物衣料、水着、ピアニカ、ボール、クレヨン、色えんぴつを中心に集めた。
「達成感があった」
受け渡しの当日は、児童10人で仕分けや袋詰めなどを行った。ツノダさんがお馴染みの格好で登場すると「短期間でこんなに集めてくれて素晴しい。4月23日からネパールに行ってくる。みんなすごく喜ぶと思う。ありがとう」と児童に感謝を伝えた。
物資の支援活動に協力した児童らは「人のために役立つことはすばらしいと思った」「大変かと思ったけど、みんなでやったら楽だった」「達成感があった」と感想を話した。
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