神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年12月15日 エリアトップへ

自治研市職労 市財政白書を発行 希望者に無料配布

社会

公開:2017年12月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎地方自治研究センター(江井茂理事長)と川崎市職員労働組合(野坂智也中央執行委員長)は、川崎市の財政状況を決算から分析した『2017財政白書150万都市川崎の財政と地域・政策』を発行した。白書は市役所職員や組合職員、市議会議員ら市を職場にしている人に役立ててもらおうと毎年発行している。

 A4判、計113ページで3章構成。1章では安倍政権の経済政策を中心とした基本視点について言及する。2章は市が作成した「決算カード」をもとに財政を分析。予算と決算には2年のタイムラグがあり、今回は2015年度の決算について診断する。06年度からの歳入、歳出の推移を紹介するほか、積立金残高、地方債残高、債務負担行為額、経常収支比率などから財政の健全性であるか考察する。主要12政令市のデータも盛り込まれ、比較分析することができる。第3章は『「子どもの貧困」をいかに〈見える化〉するか』と題し、市内の就学認定率や生活保護率などのデータを使いながら、実態に迫る。

 希望者に無料で配布。川崎地方自治研究センター主任研究員で大矢野修元龍谷大学教授は「財政は収入や予算に関心が寄せられがちだが、実際にどのように使われて効果があったのか、(同書を通じて)知る手掛かりにしていただきたい」と語る。問い合わせは、川崎地方自治研究センター(【電話】044・244・7610 川崎区東田町5の1市労連会館3階)。

中原区版のローカルニュース最新6

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月27日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月26日

市制100周年で1万発

第83回多摩川花火大会

市制100周年で1万発

4月26日

工場夜景とフラに200人

工場夜景とフラに200人

クルーズ船利用「観光資源に」

4月26日

工作通し、英語を学ぼう

工作通し、英語を学ぼう

4月28、30日にイベント

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook