スポーツアカデミー新城に通う澤野莉子さん(14)が8月26日まで、フィジー共和国で開催されている「第8回ジュニアパンパシフィック大会」に競泳の日本代表として出場している。今大会は澤野さんにとって、初めての海外遠征となった。
同大会には、男女36人が日本代表に選出され、中学2年生の澤野さんは、全選手の中で最小学年だ。澤野さんは、200mと400mの個人メドレーや200m平泳ぎなど、計6種目にエントリーしている。
環太平洋の水泳レベル向上のため、アメリカ、カナダ、オーストラリア、日本の4カ国が中心となり、2年に1回程のペースで開かれる競泳の国際大会。過去には、リオデジャネイロ五輪に出場した池江璃花子選手もジュニアパンパシを経験し、世界大会で活躍している。
先月行われた県中学校水泳競技大会で澤野さんは、女子200m個人メドレーを2分18秒31のタイムで優勝し2連覇を果たした。「自己ベスト(2分17秒56)を切れず悔しい。でも苦手な背泳ぎは猛練習した成果が出たので、今後につながる大会になった」と振り返る。また、200m平泳ぎでも1位になり2冠達成。コンディションも良さそうだ。澤野さんは「夢は五輪出場。大会では自分に打ち勝ち、自己ベストを更新したい」と世界の舞台でさらなる高みを目指す。(8月21日起稿)。
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