中原区の花・パンジーの生産農家が多い下小田中。10月から見頃を迎え、農家ではカラフルに咲く様子を眺めることができる。そんなのどかな畑の空に謎の飛行体が現れた。
藤光園の内藤恭正さんの話によると「カラス除けのために設置した『鷹』を模したカイト」だという。同園では数年前からカラスがパンジーの鉢苗を荒らす被害が増加。そのため膨張網で畑全体を覆ったり、反射テープを張り巡らせたりと様々な策を講じてきたが効果はイマイチ。そこで今回取り入れたのがこの「鷹カイト」。市販のものを高さを変えた3つの釣り竿に吊るす工夫をし、よりリアリティを演出した。
効果はてき面。今年9月から設置を始め、まだひとつも被害は出ていないという。「お子さん連れのママが面白がって、写真を撮っていくことも。近隣のゴミ捨て場にも寄り付かなくなったようで喜ばれています」と内藤さん。
栽培時期の12月までは空に舞う予定だ。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|