中原ルーキーズの選手や監督ら
中原区選抜の女子学童野球チーム「中原ルーキーズ」が、第６回ＪＡ共済杯神奈川県女子学童選抜軟式野球大会に出場し初優勝を果たした。同大会は、県内の女子学童野球チームによるトーナメント大会でこれまでの最高成績は準優勝だった。
今大会は19チームが参加。初戦を完封勝ちで突破すると２戦目、準決勝を勝ち上がった。６月２日に相模原市で行われた決勝戦では、同じ川崎市内の選抜チーム、麻生シスターフレンズ（麻生区）と対戦。シーソーゲームを制し、８対７で勝利した。
キャプテンで投手の山田彩咲日さん（大戸小６年）は「点を取られたり、ピンチの時に仲間が声をかけてくれて励ましもらった。いつも楽しく練習している皆と優勝できて嬉しい」と喜びを表した。同チームの梅岡秀行監督は「以前から子どもたちは優勝して帽子投げをしたいと話しており、今回の優勝で達成できたことがとても良かった」と話す。山田敬道コーチは「今大会は選手たちの勝ちたいという気持ちが強く、少ないエラーが優勝につながった」と分析する。
メンバーは普段、中原区子ども会連合会に加盟する地域の学童チームで、男子と一緒に練習に励んでいる。女子学童の選抜チームとして、２年生から６年生までの選手13人が所属。全国大会で戦う神奈川県選抜のメンバーにも、ここ数年は選手が選ばれ活躍している。山田さんは「先輩たちと野球をした経験や楽しい練習が生きた」とチームワークと築き上げてきた伝統で優勝できたことを強調した。
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