市政レポートVol．3 ＢＢＱ問題解決を目指す秋のイベント 川崎市議会議員 吉沢 直美
以前から議論されてきた丸子橋周辺のＢＢＱ問題。「丸子橋周辺バーベキューに関する連絡会」により、今年も４月からバーベキューの現状把握、マナー啓発、市街地の巡視、バーベキュー可否の紛らわしいホームページへの改善要請がなされたとのことですが、はっきりとした成果が未だに見えなく、この夏もバーベキューによる、騒音、マナー、ゴミ投棄、悪臭の問題に対し、近隣住民は憤りを感じています。本市が管理する区域ではバーベキュー禁止となっていますが、国が管理する区域は原則自由使用であり、その区域でバーベキューが盛んに行われ、問題が発生している状態です。
◆社会実験の実施
そこで、10／７から11／13までの約１カ月間、国が管理する区域を本市が一時占用し、多摩川におけるバーベキュー以外の新たな利活用の実証に向けて、社会実験が実施されます。
◆具体的には…
マラソンコースとサイクリングコースに挟まれた、丸子橋から東急線の区間を一時的に市が国から占用し、土日祝日にテーブルやイスなどを設置して、ジャズライブや屋外いけばな展の展示等、様々なイベントを行う予定です。併せて、社会実験の効果やバーベキューに対する意識を把握する為、近隣住民や河川敷の施設利用者、バーベキュー利用者へアンケートを実施し、新たな利活用について検証していきます。
この期間、毎年恒例の「丸子の渡し祭り」も開催され、多くの方が来場されます。アンケートや社会実験、サウンディング調査が有意義なものとなり、そして発展的な解決に繋がるよう、皆が快く使用できる河川敷の実現に向けて、頑張って参ります。
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河川敷に残されたゴミ
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バーベキューが行われている区域
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