区内では現在、台風19号による浸水などの被害を受けて「災害ごみ」が大量に出されている。これを受け、市は14日から本格的に収集を開始。民間団体や横浜市の支援を受けながら継続して対応しているが、区内では空き地に一時的にゴミが山になっている場所もあるのが現状だ(21日時点)。18日からは等々力緑地の催し物広場を仮置き場=写真=として分別を行いながら随時、処理センターへ搬出している(仮置き場へ市民の持ち込みは出来ない)。
中原生活環境事業所の担当者によると、公道にあった泥や災害ごみの回収は一定程度進んだが、まだ家屋内で被害にあった災害ごみが出てくると予想。「今週中にはごみの量など、全体像をつかみたい。高齢者の1人暮らしなど、片付けが追い付いていない状況もある。まだ我々が気づかない、路地裏などに災害ごみが溜まっていればご連絡いただきたい」と話している。また、急ぎの場合には同事業所で個人の持ち込みも受付ける。量や内容を把握するための事前電話が必要。
市のホームページでは、円滑な処理のため、災害ごみについて▽廃家電▽布団類▽金属くず▽木・枝▽倒木等▽処理困難物――の6種類の分別に協力を呼び掛けている。
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