新春恒例の「中原地区消防出初式」が1月12日、とどろきアリーナで行われた。中原消防署(石井博道署長)と中原消防団(布施行雄団長)が主催し、各企業の消防団や消防ボランティア、婦人消防隊などが参加。地域の消防関係機関が一堂に会し、地域防災へ士気を高めた。
式典では、布施団長が昨年の台風被害に触れ「被害をどのように軽減できるか、自分たちの町は自分たちで守っていくという気概で活動していく」とあいさつ。地域の消防活動に貢献した個人や団体を表彰した後、男性レビューユニット「10carats」や平間幼稚園児らが演技を華やかに披露。最後に、催し物広場での一斉放水で幕を閉じた。
初めて家族で見に来たという柳進一郎さん(47)は「一斉放水を見てとてもかっこよく、地域の消防団を頼もしく感じた。これからも、地域で災害に対する知識や対応の仕方を伝えてほしい」と話していた。
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