上平間の八幡大神(小泉愉孝宮司)で13日、恒例の「どんど焼き」が行われた。毎年八幡大神総代会が主催し、無料で約250組の紅白団子を提供。集まった人々は、細長い棒の先についた紅白団子を、境内でたいた火で焼いてほおばり、無病息災を願った。
「どんど焼き」とは、正月飾りなどを燃やす煙で年神様が空に帰っていくのを見送り、その火で焼いた餅や団子を食べて無病息災や五穀豊穣を祈る行事。地域によっては「どんと焼き」など、呼び方が異なることもある。
近くの北谷町在住で2人の娘と共に訪れた女性は「子どもたちも毎年楽しみにしている。(どんど焼きは)自分自身も引っ越してきてから初めて体験したこと。伝統を守るため、続けていってほしい」と話していた。
総代会の加藤讓司会長は「環境への配慮から近年は、少しでも煙を少なくするために竹や松でできたものは燃やすのを遠慮していただいている。近隣の方々の協力があるからこそできること。今後も伝統行事として続けていくため、工夫していきたい」と話していた。
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