JR武蔵中原駅(細谷俊文駅長)がコロナ禍でも利用者を元気づけようと掲示した応援メッセージが話題を呼んでいる。「一人ひとりの思いやりを大切に」「医療関係者の皆様にありったけの感謝を」など駅係員の言葉を改札正面の階段とみどりの窓口に掲示している。
メッセージの掲示は5月2日、同駅係員の岸竜也さん、三輪夢来さん、山野辺大樹さんによって発案された。感染拡大により沈んだ雰囲気を少しでも盛り上げたいと考えていたところ、疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」を用いた掲示が横浜駅などで行われていることを知った。そこに季節感のあるこいのぼりと駅係員からのメッセージを組み合わせ、同駅オリジナルの「応援メッセージ」を考案。すぐに制作に取りかかり、翌3日に掲示を始めると立ち止まってメッセージを読む利用者の姿が見られた。
発案者の岸さんは「厳しい状況の中で今も皆のために働いている医療関係者やスーパーの店員らがいる。このメッセージがそうした方々に感謝するきっかけとなり、感染拡大を防止する手助けになればうれしい」と思いを語った。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|