中原消防団(布施行雄団長)が9月9日、台風シーズンを前に大雨による浸水被害を想定した救助用ボートの訓練を行った。昨年の東日本台風時の冠水被害を受けた初の試み。
消防職員が団員にボートの概要と組み立て方を伝え、団員が実践。布施団長は「被災時に焦らないよう、正しい知識や技術を身につけることが必要。次のステップとしてプールなど水場での訓練も行いたい」と話す。訓練は9月20日まで5日間実施する予定。
昨年、消防署はボートを1艇しか保有しておらず、救助要請にすばやく応えられなかったことが課題だった。これを受けて今年6月、火災予防などを行う中原消防研究会(野口純会長)が消防署と消防団に3艇を寄贈。8月に消防局が1艇を購入し消防署は現在、計4台の救助用ボートを保有している。
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