グランツリー武蔵小杉２階に11月28日、黄色いクジラと海の生き物が描かれた巨大なパネル作品が展示された＝写真。これは、区内の子育て情報を発信する催し「なかはら子ども未来フェスタ」の企画の一つ。
今年は密を避け例年行われていたフェスタを中止に。代わりに、同実行委員会はぬり絵を区内各所で配布。集まった８００以上の個性豊かな色合いの海の生き物の作品をつなぎ合わせ、大きな海を表現した。
同実行委員会の小野山利江子委員長は「思った以上にぬり絵が集まって嬉しい。”つなぐ”というテーマを表現できた。参加してくれた人はぜひ自分の作品を見つけに来てほしい」と話した。
ジュニアスタッフとして作品作りに参加した高尾知永（ともえ）さん（17）は「会えない状況をプラスにできた作品。ぜひ見てもらって、中原のコミュニティを感じてもらえれば」と話した。
作品作りの様子や子育て情報はウェブサイトからも閲覧できる。また、会場には、区内の子育て団体などに関する情報も掲示されている。
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