中原警察署(田島充署長)は12月2日、丸子橋で交通安全キャンペーンを実施した。初めて警視庁田園調布警察署と合同で行われた。
中原区では9月以降、4件の死亡事故が連続して発生。丸子橋では10月、原付バイクが普通乗用車に追突し、原付運転手が死亡する事故が起こっていた。こうした事態を受け、中原署が警視庁に合同キャンペーンの実施を声掛けし、実現した。
当日は、中原区役所や交通安全協会、安全運転管理者会などの関係機関も参加し、約100人で実施。各団体で制服をまとい、のぼり旗を手に丸子橋の両側に間隔をあけて立ち、視覚効果で自動車の速度超過を抑止した。自転車の運転手には直接ルール順守を呼びかけ、区役所からは手袋着用の上で啓発グッズを手渡した。中原署と警視庁合わせてパトカー4台と白バイ1台も出動させ、交通安全を呼びかけるアナウンスをしながら丸子橋を往復した。
中原署の大場英彰交通課長は「新型コロナの影響で交通量は減った分、速度超過が増えている。テイクアウトの急増で自転車利用者も多い。引き続き、啓発に努めていく」と話した。
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