内閣総理大臣賞など数々の受賞歴のある中原区在住の画家・垣内宣子さん(77)が12月4日、大戸小学校の創立80周年を祝い絵画を寄贈した。垣内さんは同校出身。後輩である児童らに「スポーツでも芸術でもいいので、自分の好きなことを根気よく継続してほしい。そうすれば、いつかきっと成果が出る」と、絵画とともにエールを贈った。
密を避けて行われた寄贈式では、矢野杏紗(あずさ)さん(6年)が児童を代表し垣内さんにインタビュー。様子は各教室にライブ配信された。
小学生の頃から絵を描くのが好きだったのかという問いに対し、垣内さんは「大戸小にいた頃からよく描いていた。入賞して、みんなの前で表彰状をもらったことをよく覚えている」と当時を振り返った。最後に、児童運営委員長の青木千裕さん(6年)が「いただいた言葉を胸に、今後も大戸小をより良くしていきたい」と思いを語った。
大曽根実校長は「絵が好きな児童も多い。今回寄贈いただいたことが、夢を切り開くきっかけになれば」と話した。
絵は一昨年の夏に訪れたスロベニアの風景を描いたもの。大きさは100号で、製作期間約3カ月を経て完成した。
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