ろう者と耳の聞こえる人が共に活動する人形劇団「デフ・パペットシアター・ひとみ」が今月15日(月)と16日(火)、川崎市国際交流センターで「河の童」を公演する。午後2時開演で入場無料。事前申込制で定員各50人。主催は(公財)現代人形劇センター。
「河の童」は同劇団が2017年に製作した作品で、芥川賞作家・火野葦平の『河童曼陀羅』が原作。井戸に住む河童と人間の少女との出会いを通して「共に生きるとは何か」を描いている。
同公演はセリフを減らすことで、飛沫感染を防止。聴覚障害の有無や年齢、国籍を問わず誰もが楽しめるような工夫も凝らしている。同劇団の担当者は「客席同士を離すなど感染対策も講じているので、コロナ下で観劇から足が遠のいている地元の方々に楽しんでもらいたい」と呼びかける。
申込み、問い合わせは現代人形劇センター【電話】044・777・2228。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|