ガラスなどの平滑面に描いて水で消すことができる「キットパス」などの製造販売を行う日本理化学工業(高津区/【電話】044・811・4121)がこのほど、風呂用の「キットパス フォーバス」の主成分をライスワックスにしてリニューアルした。米由来のワックスを使うことで、さらなる安全性を追求した。
キットパスはガラスなどつるつるした平滑面で濡れた布などで消すことができる筆記具で、2005年に誕生。窓ガラスをキャンバスにして、子どもが自由にお絵かきを楽しんだり、店舗が装飾目的で使用したり、さまざまな用途で使われている。風呂用は2010年から販売されており、主成分のほかデザインなども一新されることになった。
キットパスの主成分は口紅などにも使われているパラフィンで、当初から安全性を第一に考えられていた。しかし、より安心なものに改良すべく、2年の開発を経て米由来のワックスに改良された。商品企画部の雫緑(しずくみどり)さんは「もともと安全安心にはこだわってきたが、より人にも環境にも優しいものを目指した」と話す。通常のキットパスもライスワックスに変更し、6月にリニューアルする予定という。
また今回の改良では今までPET素材だったパッケージを紙に変更。必要最低限の使用にとどめ、環境にも配慮した。
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