幼児サッカー大会「足柄FCフレンズカップU-6」(主催/足柄フットボールクラブ=小田原市)が2月23日に行われ、県内の有力9チームが集う中、大谷戸サッカークラブ(SC)が優勝した。相手へのプレスやパス回しなど練習してきた成果を発揮し、7勝1分け。コーチの小野川徳子さんは「強豪相手に、一試合ごとに成長してくれた」とたたえた。大会MVPに選ばれた菊池俊吾くんは「7点のゴールを決められて嬉しかった。(川崎フロンターレの)小林悠選手のようになりたい」と将来の夢も口にした。
同チームの練習は週1回2時間。幼児でも集中力を保てるよう、多くのメニューを短時間で区切るなど工夫をこらす。練習日ごとにキャプテンを決めるのも、責任感を持たせる取り組みの一つだ。同SCの小学生チームもレベルが高い川崎市の中で、常に上位に食い込み実績を残している。
今年はコロナの影響で活動が制限され、あす3月6日に予定されていた市の幼稚園大会も中止に。県サッカー協会幼児部会にも所属する小野川さんは「練習してきた子どもたちのために、今年こそ大会を開催してあげたい」と願いを込めた。
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