市立西丸子小学校の4年生が6月17日、環境学習として多摩川で「がさがさ」を行った。ライフジャケットに身を包み、虫かごとタモ網を手にした83人の児童が水辺を探検。ヌカエビやスジエビ、ウキゴリなど23種の生き物に出合い、児童らは目を輝かせた。
同校の環境学習では毎年、多摩川クラブ中原(内藤隆代表)の協力でがさがさ探検を行っていたが、昨年は新型コロナのため中止。2年ぶりの実施となった。
この日は、多摩川クラブ代表で俳優の中本賢さんが特別講師となり、児童らにがさがさを伝授。中本さんは川岸に生い茂る草に網を近づけ、片足でがさがさと草を揺らし、生き物を捕まえてみせた。児童らは、溺れそうになった時の対処方法として川流れも体験=写真左。両手を広げ足を下流に向けながら落ち着いて浮かぶことを学んだ。
参加した藤原夏輝さん(10)は「たくさん生き物が捕れて楽しかった。流れがもっと強いかと思ったけど、そうでもなかった。もう一度入りたい」と話した。
中本さんは「多摩川は楽しい場所だと気づいたと思う。多くの命を感じてほしい」と話した。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|