「最多勝、おめでとう」――。県立川崎工科高校(上平間)出身でプロ野球・阪神タイガースの青柳晃洋投手=人物風土記で紹介=のセ・リーグ最多勝を祝う横断幕が先月掲げられた=写真上。横断幕は東京五輪の日本代表選出を祝した昨年6月に続き、2度目。
企画したのは地元商店街でジュエリー店を営む三浦尚敏さん(63)。同商店街の時計店で店長だった17年間、川崎工科高の野球部員が時計修理に訪れたことを機に交流が始まったという。当時の青柳選手を今も鮮明に覚えているという。先月の球団の契約更改で年俸1億円を超えたとの報道を受け、「祝福の電話を入れたよ」と三浦さん。「コロナが落ち着いたら、地元の子どもたちのために青柳選手のサイン会をしてもらえたら」と、平間への凱旋を願っている。
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