下小田中在住のイラストレーター、サノマキコさん=人物風土記で紹介=が、新丸子のまちを舞台にした絵本の表紙や絵を手掛けることが決まった。この企画は市のアート・フォー・オール推進モデル事業として実施し、完成した絵本は2月11、12日に中原市民館で開催する芸術祭コスギアートラ・ファブリカで無料配布される。
イラストレーター歴17年で、本の挿絵や年賀状のデザインなどを手掛けるサノさん。草木染、彫金アクセサリー、マトリョーシカ作家らと共同で毎年作品展も開いている。温かみのある素朴な絵柄が特徴。製作中の作品は地域住民らから募った情報をもとに、新丸子を舞台にしながら空想と現実が入り混じる不思議な物語になる予定だという。サノさんは「絵本を手に新丸子の街を散策してもらい、長く愛着を持ってもらえたらうれしい」と話す。
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