大規模災害に備え、地域の自主防災組織や関係機関の連携強化を目的に中原区総合防災訓練が2月25日、下小田中小で行われた。同小学校の避難所運営会議主催、中原区などが後援。
訓練は体育館に避難所を開設し、校庭には炊き出しエリアを設置した。中原消防団など13団体が体験ブースを用意し、各所を回るスタンプラリーも実施。三角巾を使った本結び体験をしていた小3女児は「難しかったけど、教えてもらってできた。ケガの手当てに役立てたい」と感想を述べた。
盲導犬も参加
今回は初の取組みとして日本盲導犬協会が訓練に参加。区内在住者を含む3人の盲導犬ユーザーも会場を訪れ、盲導犬と一緒に安全に避難できることを確認し、地域の人たちへ補助犬に対する必要な配慮を知らせるための活動を行った。区の危機管理担当者は「災害が起きたときは地域の力が必要になる。この訓練で自分たちができることを考えてもらえるきっかけになれば」と話した。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|