神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2023年4月21日 エリアトップへ

”私服”のひととき 市議選・中原区 当選者の横顔【1】

社会

公開:2023年4月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
原典之さん(自民党)
原典之さん(自民党)

本紙では4月9日に行われた統一地方選挙で中原区から当選した議員のプライベートや素顔、今後取り組むべき課題などを紹介。今回は、原典之さん、高橋美里さんです。

原典之さん(自民党)

母校の西丸子小・上丸子小の同級生で結成した野球チームは川崎市民大会で優勝。助け合いの意を込め「BACKUP」と名付けたソフトボールチームも区大会を制した。「政治が保守ならポジションも捕手」と、これまで中心選手として両チームをけん引してきたが、最近は若手の育成にも力を注いでいる。そんな野球愛を4人のわが子にも――と、家族サービスの一環として東京ドームの巨人戦に何度か連れていったものの、「興味を持つのはいつも隣のアトラクション施設ばかり。それから数年経った今、4人が打ち込んでいるスポーツはやっぱり野球以外なんですよね…」と苦笑い。それでも家庭の教育方針である「やりたいことに挑戦させ、のびのびと自由に育てる」観点で、わが子の成長を温かく見守っている。

 野球以外の趣味は料理やゴルフ。たまの休日には子どもに手料理を振る舞うことも。イチオシは川崎育ちの野菜等を使ったポトフ。「食べてもらうにはハムやソーセージも必要かな…」。ゴルフはチャリティーコンペで被災地支援も行う。

 訴え続けた等々力プールの復活を含め、いよいよ再編整備が始済効果をもたらす場所に」。「創・考・守」、自身のスローガンで突き進む。

高橋美里さん(立憲民主党)

専業主婦として3人の子育てに人生を捧げ10年ほどが経った頃、「自分自身」が無くなっていたことに気付いた。「食べたい物、観たいテレビ、読みたい本、聴く音楽も全て子ども優先。私って空っぽだなって」。精神的なバランスが崩れかけていた時、心に安らぎを与えてくれたのが生田緑地(多摩区)のばら苑だった。それから毎年春と秋には必ず足を運ぶ。「小さなつぼみから織りなす花びらが神秘的で素敵。春は香りもいいし、よし頑張るぞ!っていう気持ちになれるんです」

 月1回の映画鑑賞も、自分らしさを保つ大切な時間。子どもを学校に送り出した平日午前、主にコメディー作品を好み、大笑いした後に友人とランチへ。ただコロナ禍以降は医療従事者への配慮から自粛。そんな中、音楽に惹かれ流行から遅れてハマったのが韓国のアイドルグループ・BTS。娘と共通の趣味を持てたことにも喜ぶ。「誰かを大切にするには、まず自分を大切に」――。経験から得た教訓だ。

 政治家を志したきっかけの一つが東日本大震災。上平間第二町会の活動に積極的に関わり始め、防災部副部長を務め約6年。台風が市内を襲った際は、避難所の運営や情報発信に努めた。先日は防災資器材の点検作業にも参加=写真。「次代を担って」との町会員の期待を背に、「自分らしく」市政に臨む。

高橋美里さん(立憲民主党)
高橋美里さん(立憲民主党)

中原区版のローカルニュース最新6

情報伝達の正確さ評価

救急のデジタル実証実験  川崎市

情報伝達の正確さ評価

6月18日

市民通報で警察対応増

児童虐待相談・通告件数 川崎市

市民通報で警察対応増

6月18日

川崎市「食中毒に注意を」

ノロウイルスも継続中

川崎市「食中毒に注意を」

昨年上回るペースで発生

6月18日

新議長に原典之氏

川崎市議会

新議長に原典之氏

副議長・堀添氏と「開かれた議会に」

6月13日

國谷氏が出馬表明

今秋の川崎市長選

國谷氏が出馬表明

6月13日

「無理せず、ゴールを目指す」

お天気キャスター・木原 実さんに聞く

「無理せず、ゴールを目指す」

6月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook