手話でつながる地域交流 コスギアイハグで初開催
2025年に東京で行われる聴覚障害者が競技する「デフリンピック」の周知と、ろう者への理解を求めるため、「川崎市手話言語フェスティバル」が9月23日にコスギアイハグ(小杉町3の24の10)で初めて開催された。NPO法人川崎市ろう者協会(大辻壮理事長)主催。
「手話言語の国際デー」のこの日、ろう者や手話サークル、親子連れなどが参加。会場を手話カラーのブルーに装飾し、絵本の読み聞かせや手話体験、デフリンピック体験、ろう学校の児童生徒が収穫した野菜の販売など、多くの企画が行われた。絵本の読み聞かせでは、絵を大きくして見やすくしたものを使い、手話と表情で物語の内容を伝え、小さい子どもでも分かりやすい工夫がされた。デフリンピック体験では、色の変化でスタートを切る特別なランプを用い、実際に参加できるコーナーも準備。
大辻理事長は「市で初開催して、多くの人に参加してもらえてよかった。来年も市と協力しながら継続して一緒に取り組んでいきたい」と話した。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日