市政報告 川崎市議会改革元年 開かれた議会をさらに推進 公明党川崎市議団 吉岡としすけ
本年は川崎市制88周年、政令指定都市移行40周年の記念すべき年です。川崎市議会もこの記念すべき年に議会改革を目指し、本格的な議論を開始することとなります。
昨年の統一地方選挙での公約である議会改革を進展させる大事な一年にすることを、まずもって皆様にお約束させていただきます。
川崎市議会の現状
川崎市議会は先達の努力もあり、現行でも議会の公開性や市民意見の反映などに取り組んでいます。その一部をご紹介すると、一般質問での全員発言、質問方法に一括質問という一般的な方法以外に一問一答の解かりやすい質問方法の導入、予算・決算特別委員会への全議員参加、さらに請願・陳情の全件審査、常任委員会の傍聴の開示、本会議の傍聴が行われています。
私はこの8年間で議会のインターネット中継、各区役所への同時中継などを提案させていただき実現させてまいりました。これらの取り組みで川崎の市議会は、全国でも有数な公開を行っています。
議会改革で民主主義の深化を!
議会基本条例の前文には「(省略)地方分権時代にふさわしい議会の在り方としての基本理念を明らかにし、市民の福祉の向上及び市政の発展に寄与することを決意し、この条例を制定するものである」と明記しています。
今後の改革としては【1】議員報酬の適正化【2】適正な議員定数の検討【3】さらなる議会の見える化等を中心に検討を進めてまいります。この中では、議会の通年化や出前議会などにより市民の皆様に近い場所で市政議論の見える化を進めてまいります。
改革で一層開かれた議会に
具体的な議論は議会運営委員会の諮問機関として、「(仮称)議会改革検討会」を設け検討してまいります。基本的にこの検討会は一般傍聴も可能として、現在発足の手立てが進んでいます。
今後この議論を進め、市民の皆様にも解かりやすく納得のできる議会の建設に取り組んでまいります。
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5月3日
4月26日