民主党市議団市政レポートNo.22 更なる商店街支援に力点 川崎市議会議員 おしもと よしじ
『だんご3兄弟』…13年前、NHKの子供向け番組で発表され、そのCD売上は、250万枚を超える販売を記録、社会現象にもなった。耳に残る曲調から記憶する人も多いだろう。
私は先週、議場で市のある施設の『3兄弟』について質疑を行った。その施設とは、臨海部にある通称川崎マリエン、昨年もこの施設の低い利用実態を糾弾し、その改善策は、使われていない空きスペースを活用したトレーニングルームの開設を行う事だった。今回、一年が経過したその取組みについて利用実態を質すと、年間利用者数は、たったの252人、一日平均で約0・7人と1人にも満たないことが判明。開設の諸経費は、建設に約300万円、機器リース料に年間約82万円、使用料収入は1回200円でたったの5万円弱にしかならない。ここに人の来ない「展望室・展示室」に続き、『3兄弟』が誕生したのである。
話は、ようやく題名に即するが、地域コミュニティーの再構築の場としての商店街支援は、欠かせない。中原区では、新しい住宅が建ち並び、地域交流の場に老若男女の集う商店街は、恰好の受け皿となろう。そのためにも、イベント等の企画を打ち出す商店街の体力維持や活性化が重要である。
市では、多様な助成の他、街路灯へのLED化促進事業等を行うが、更なる取組みとして、アーケード等に掲載する屋外広告規制の緩和や街路灯電気代補助率の変更等も検討出来よう。厳しい財政状況の中、徹底した歳出削減を行い、財源を捻出し、上記のような支援を提言して参りたい。
市議・押本吉司
http://
|
|
|
|
|
|
5月3日
4月26日