紙芝居で多摩川を学ぶ 中本賢さんが西丸子小で
児童と触れ合う中本さん
俳優の中本賢さんによる多摩川紙芝居が６月21日、西丸子小で実施された。
今回の紙芝居は毎年同校で４年生が行っている、自然との触れ合いを楽しむ総合学習「がさがさ授業」の事前講習として開かれた。
中本賢さんのほか、がさがさ授業を主催する多摩川クラブのメンバー等が、多摩川の環境や川崎の河川再生、鯉や鮎などの生物の話など紙芝居を使ってわかりやすく説明した。
児童は、生活排水などによって汚れ、昔は当たり前のように見えた多摩川の泡に驚き、周辺に住む住民の「多摩川をきれいにしたい」という思いから再生した多摩川の姿に感動していた。
中本さんは「君たちが未来の川崎を作る」と呼びかけ、多摩川クラブ中原支部長の内藤隆さんは児童らに鯉の稚魚をプレゼントし「この中から未来の川崎を担う人材が出てきて欲しい。私たちはこれからもその手伝いをしていく」と話した。
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