市政報告 「地域拠点としての商店街」 川崎市議会議員 川島 まさひろ
人口増加著しい中原区
中原区の人口は、9月1日付で、12万2532世帯、24万4120人と、5年前に比べ約1万4500人増加しています。東急東横線と東京メトロ副都心線との相互乗り入れなど、交通事情が向上し、首都圏でも人気のエリアになっており、小杉駅周辺再開発地域だけでなく、中原区全域へ人口増加の好影響が波及しています。
小さな声に応える商店街へ
幹線道路沿いには、大型スーパーなどの出店も目立つようになってきましたが、東日本大震災以降、「地域拠点としての商店街」に期待が寄せられています。その一つの役割が、「コミュニティー機能」です。
新住民が増加する区内の商店街では「街の事をもっと知りたい」というニーズに、商店街の情報だけでなく、街の情報を様々なツールで紹介するなど情報発信の大きな役割を担っています。また、店主や利用客どうしの交流の中で、日常的に困り事等の相談を受け、解決方法を一緒になって考えていくなど、相談窓口のような機能も担っています。そういった意味では、商店街は交流する人の裾野が広いということもあり、地域の相談窓口機能としては、最適な場所でもあるのではないでしょうか。こうしたコミュニティ機能を強化し、商店街が地域の拠点として活性化できる支援も今後の取り組みとして強化していきたいと考えています。
防犯・防災強化で安心の商店街を
商店街を日常的に利用される方からは、自転車との接触事故を防止する取り組みの強化を求める声や、自然災害時の防災機能を商店街に求める声があります。商店街では、独自で安全対策や防犯パトロールを実施して頂いたり、地域町会等と連携し、積極的に防災対策を講じて頂いたりと、地域拠点としての機能強化に尽力していただいています。
こうした商店街の活動が今後も継続的に実施できるよう、引き続き支援体制の強化に取り組んでまいります。
川崎市議会議員・川島雅裕
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5月3日
4月26日