奉仕活動等で地域貢献している川崎北ロータリークラブ(米山元章会長)例会が11月26日、港北区のクイーンアリスで開かれ、バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さんが講演を行った=写真。
クラブ会員の交友関係を通じて招かれた有森氏は、「よろこびを力に」をテーマに、選手時代のエピソードや、カンボジアなど国内外における現在の活動について語った。バルセロナ五輪では「スタート時に片方のコンタクトレンズを落とした」というハプニングにも言及。それでも「観客の応援がその不安を忘れさせ力に変えてくれた」と話し、「現代社会は人を応援する機会が少ない。スポーツ同様、応援し合える社会を築くことができれば、生きている実感が湧くし社会も明るくなるのでは」と見解を述べた。米山会長は「RCでも今まで以上にお互い支え合える環境をつくり、より今後の活動に磨きをかけていきたい」と話した。
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