未来を担う子どもたちのために少人数学級の拡充を 川崎市議会議員 市古 てるみ
財務省が国の財政難を理由に「少人数学級は効果があがらない」として、ようやく実現した小学校1年生の少人数学級を40学級に戻したい、と言明しました。いじめの件数で、その効果を評価する財務省に対して、だとしたら30人学級にしたらどうか、と怒りの声が出ています。この間、いじめの問題への認知度が高まる中での問題で件数だけで判断はできません。川崎では、加配教員を活用して、小学校2年生まで少人数学級が実現しています。学校現場では、少人数指導より基本は少人数学級のほうがよいとの声が多く、それは学力の向上にとどまらず、子どもの人格の完成という教育の目的からみても、一人ひとりの子どもが大切にされる教育の基本であるからです。その気になって知恵を出せば、川崎市独自で少人数学級を拡充することは十分可能です。未来を担う子どもたちのために。
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5月3日
4月26日