市政レポート 『子どもたちを守れ!』〜来年度の区の取組み〜 川崎市議会議員 松川 正二郎
市議会では予算審査特別委員会が行われました。来年度の中原区の主な事業の中に「安全・安心まちづくりの推進」があります。中でも子どもを事件や事故から守る区の取組について区長に伺いました。
まず、防犯については本年4月に新学期を迎える新4・5年生を対象に子ども向け啓発冊子「なかはら安全・安心ジュニアカード」を配布するとのことです。このカードは犯罪被害を防ぐ4つの約束や子ども110番情報等をドラえもんやフロンターレのふろん太くんが語りかける内容で子どもにわかりやすくなっています。その他、地震があったときの家族の集合場所や自転車ルール等も含まれています。
また、子どもを交通事故から守る取組みとして、スタントマンによる交通事故を再現したスケアードストレート方式の安全教室を平成25年度から中高生を対象に行っていましたが、区内では昨年12件にも及ぶ小学生の自転車事故が発生したことから、小学生にも対象範囲を広げるとのことです。
行政による広報や啓発だけでは限界があります。地域と共に意識が高まってこそ抑止力が生まれます。「100年に一度のまちづくり」を推進していく中で「子どもを守る」ために地域の目・地域の声が効いた強いコミュニティー作りに取り組んで参ります。
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5月3日
4月26日