川崎市国際交流センターで2月26日、春の火災予防運動(3月1日〜7日)に伴う消防訓練が行われた。施設の職員や同施設の利用者、中原消署員ら約100人が参加した=写真。
センター地下1階の機械室から火災が発生し、施設職員の初期消火もおよばず延焼拡大し、逃げ遅れが数名出たことを想定して実施された。応急はしごを使っての救出や一斉放水など緊張感のある訓練となった。中原消防署の富樫剛副署長は「区内では前年の4倍の火災が発生している。『訓練は災害時のように、災害時は訓練のように』と言うが、実践的な防災訓練がいざというときに適切な行動がとれるようになる」と話した。当日は同センター職員らがグループに分かれ、起震車体験や煙体験、水消火器による消火訓練、AED取扱い訓練なども行った。
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