市政レポート 等々力プール復活へ向け 自民党川崎市議団副団長 原 典之
先月28日を持って、第2回定例会(本会議)が終了しました。今回も、代表質問や一般質問で多くの市政に関する議論がなされましたが、等々力緑地についてご報告申し上げます。
▽質問―「等々力陸上競技場第2期整備計画(サイド・バックスタンド工事)に対して、国際大会のキャンプ地誘致にあたりプールがあることが、条件とされているが、今計画には反映されているのか?」
▽答弁―「プール設置については、今回の増改築案は既存スタンドの一部を残しての整備であることから、プールの複合化は難しい」
過去の代表質問や一般質問において、屋外プールが閉鎖される前から、せめて競技場の中に屋内プールを作ってほしいと再三に渡り質問や要望をしたところ、複合化に向けて検討していくとありました。しかし今回の答弁は全く反対の内容でした。
そこで、「これから出来る(仮称)等々力大橋を鑑みて、市内外問わずシティセールスの観点からも、様々な賑わいを見せる公園作りが求められる。緑地全体をみて将来ビジョンを考えると、屋内・外プールの整備をする必要がある」と再質問したところ、「緑地全体の魅力を高めるために、民間事業者との連携を図る仕組みづくりについて調査し、プールの可能性についても検証していく」と、今までに得られなかった非常に前向きな答弁でした。
今までは、屋外プールについて検証といった言葉もなく「作りません」の一点張りだったのが、方向転換したのは、地域の皆さんの情熱や思いが伝わった事もありますし、行政が柔軟に考えられるような法改正があったと認識しております。
しかしながら、いつ・どこで・どのようなプールを検証するかはこれからの作業です。滑り台付きのプールがあったり、ドックランとオープンカフェの併設や、釣った魚をその場でバーベキューして楽しんだり、市民の皆さんが心の底からワクワクできる公園づくりに向けて、今後も地域の声を届けられる施策を展開してまいりますので、ご意見・ご要望があればお気軽にご相談下さい。
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5月3日
4月26日