市政報告N0.37 ガス橋の老朽化対策を! 川崎市議会議員 松井たかし
平成29年第4回定例会において、毎月市民の方と行っている勉強会の中で要望をいただいた、「ガス橋の老朽化対策」について質問しました。
ガス橋は、人や車の通行のための従来の橋の機能と、エネルギーの供給という2つの機能を兼ね備えたガス人道橋として昭和6年に開通、その後、昭和35年に幅員が拡幅され、神奈川県と東京都を結ぶ産業の動脈道であり、緊急輸送道路にある橋として重要度が高い橋でもあります。
このガス橋の高欄について、「塗装が剥がれ、さびが目立つが、安全性は大丈夫か」との質問に対し、建設緑政局長からは、「平成25年度の点検結果では、高欄にさび等が見られるものの、安全性に関わる重大な損傷が生じていないことが確認されている。平成30年度に行う次回点検時において、重大な損傷が確認された場合は、塗装の塗り替えや補修など、適切な対応について検討する」との答弁があり、現状ではなんら対応をしない。また、次回点検時においても、重大な損傷が確認されなければ、塗装の塗り替え等は行わないとのことでした。
塗装等、早急な対応を
質問を行う前に確認したところ、ガス橋が塗装されてから約30年近く経っているとのことです。私は、市民の皆さんが感じる安心感については、目から入ってくる印象も重要であると思います。安全性が確認されていても、あのようなさびが目立つ高欄を見ると、本当に大丈夫かと思う市民は多くいます。また、このまま放置しておけば、腐食などが進み、重大な損傷につながっていくことも考えられます。そのためにも、私は、塗装の塗り替え等の対応を早期に実施するよう要望しました。さらに、引き続き経過を確認して参ります。
なお、本定例会では、ガス橋の老朽化対策の他に、【1】中原区で実施する地域デビュー講座、【2】補装具費の支給について、一般質問を行いました。
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5月3日
4月26日