川崎市立井田病院が3月14日、今年度6回目となる市民公開講座を行った=写真上。「前立腺がんの治療方法について〜どの治療方法を選べばいいの?〜」をテーマに受講者男女64人が参加。講座終了後は活発な質疑応答が行われた。
講師を務めたのは、同院泌尿器科の担当部長である小宮敦医師。講座では、国立がん研究センターの資料を用いて、前立腺がんが2000年頃から急増しており、今後も増えていくと予測されていることを紹介。前立腺肥大症との見分け方や手術、放射線、ホルモン、PSA監視療法などの治療方法を更に細分化して解説。それぞれのメリット、デメリットや選択する際の考え方などを説明した。
参加した男性(85)は「気軽な気持ちで来てみたけれど、非常にためになった。罹患前に、治療の種類や段階があることを知れただけで参考になった」と満足そうに話していた。
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