神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2019年7月19日 エリアトップへ

警察・区・消防三者連携 毎月1日、「児童見守り」へ 登戸の事件受け

社会

公開:2019年7月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
児童に声掛けをする(左から)則次署長、石井署長、永山区長
児童に声掛けをする(左から)則次署長、石井署長、永山区長

 中原警察署と中原区役所、中原消防署の三者が連携し、登下校時の児童を見守る活動が行われている。多摩区登戸で起きた児童殺傷事件を受けたもので、中原区でもパトロールを強化するために実施。今後毎月1日に、三者合同による見守り活動を行う計画が上がっている。

 多摩区の路上で児童らが刃物で襲われた事件が5月に発生したことから、区内でも同じような事件を起こさせないようにと、中原警察署と中原区役所、中原消防署などによる児童見守り活動が行われている。今月2日には、則次誠二郎中原警察署署長、永山実幸中原区長、石井博道消防署長の3人と署員や職員、防犯ボランティアなど約30人が大戸小学校の校門に立ち、登校する児童らに声掛けを行った。

 中原警察署では毎月1日を県民交通安全の日としており、中原区役所は毎月1日と10日を中原こども安全の日と定めていることから、則次署長は「今後毎月1日に実施していければ」と展望を話し、小杉小学校や東住吉小学校で実施する計画がある。市制記念日で学校が休みとなる7月1日や長期休み期間中は行われない。

 管内にある交番では、午前7時から行っていた警察官の立番時間を登校時間に合わせるため、30分遅らせ7時半から8時半までの間、児童を見守るなど強化を図っている。

 また、中原消防署では、午後のパトロールを児童の下校時間に合わせており、消防署による児童見守りは職務の範囲外になるが、協力を行っている。

 三者は、川崎市出身の3人組ロックバンド「SHISHAMO」が、中原消防署の一日署長を務めた際に、対抗して「MEZASHI」を結成。振り込め詐欺防止や交通安全、火災の防止などを呼びかける活動を協力して行っている。

中原区版のトップニュース最新6

犬のおやつで障害者支援

ワンこめプロジェクト

犬のおやつで障害者支援

川崎市獣医師会も協力

5月24日

国の「交流拠点」モデルに

等々力緑地

国の「交流拠点」モデルに

収益性の計画などを評価

5月24日

「バスジャック」想定、初訓練

「バスジャック」想定、初訓練

化学剤への初動措置も

5月17日

新日本学園に支援基金

漫画家・迫稔雄さん

新日本学園に支援基金

「子どもの可能性広がる」

5月17日

防災計画、8年ぶり改訂

武蔵小杉駅周辺

防災計画、8年ぶり改訂

滞留・帰宅困難者対策が主

5月10日

「支援の輪」次の段階へ

こども食堂

「支援の輪」次の段階へ

寄付増加、物流に課題

5月10日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月24日0:00更新

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook