高齢ドライバーに、加齢に伴う身体機能の変化を自覚し、交通事故防止の意識を高めてほしい──。川崎市と川崎市交通安全対策協議会が、市内在住の65歳以上の運転免許保有者を対象に「運転適性検査と認知・判断力診断講習会」を開催する。参加無料。
この講習会は、運転免許の更新時に受講する講習とは関係なく、2017年から開催されている。参加対象となる65歳以上のドライバーは市内に12万749人(昨年末時点)いるが、2年間で7回開催された講習会の累計参加者は46人にとどまっている。
今回の講習では、神奈川県警察本部の心理職を務める人を講師に招き、運転適性検査や認知判断力診断を行う。イライラしやすいなどの個々の気質や性格に加えて、加齢により変化する認知力や判断力に関する簡易の心理検査を行うことで、自分の運転行動の傾向をチェックできる。検査結果は後日郵送される。
参加希望者は要申し込み
会場は麻生区役所4階第2会議室(麻生区万福寺1の5の1)と川崎区役所7階第1・2会議室(川崎区東田町8)の2カ所。麻生区役所は8月22日(木)、川崎区役所は8月27日(火)に開催される。両日ともに午前10時から正午まで。定員は各25人(申込多数の場合抽選)。
参加希望者は▽受講希望日(22日または27日)▽郵便番号と住所▽氏名(フリガナ)▽年齢▽電話番号――を明記し、電話またはファクシミリを送信すること。申込締切は8月15日(木)の午後5時まで。
担当者は「できれば秋ごろに中部エリアでも開催したいと考えている。自分の運転の性質を知って、安全運転に役立ててほしい」と話している。
問い合わせは市役所市民文化局地域安全推進課【電話】044・200・2266または【FAX】044・200・3869。
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