台風19号で多摩川の濁流に流された桜の木の枝に、5輪の花が咲いているのを住民が見つけた。12月1日の真冬、根もない枝から開花した不思議な出来事に驚きの声があがっている。
元々桜の木があった横のグラウンドを利用していたという大谷戸上町野球部の関係者によると、春には満開の桜の下で子どもたちが弁当を食べるのが恒例だったという。今は台風で被害を受けたグラウンドの補修を、有志らが休日に行っている。そんな中での開花に小杉ソフトボール愛好会の海老恒雄さん(73)は、「まるでグラウンドの関係者を励ましているかのよう。お神酒を捧げた」と思いを込めた。
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