市政報告vol.58 早期の中原消防団住吉分団、住吉西班器具置場の改築を 自民党川崎市議団副団長末永 直
去る3月9日の予算審査特別委員会で、中原消防団住吉分団、住吉西班器具置場の改築について質問しましたのでご報告致します。
昨年の東日本台風被害の復旧にあたって消防団は大きな役割を果たしました。
令和2年度に、中原分団小杉班器具置場の基本・実施設計、令和3年度に解体・改築工事が予定されています。当初の予定では、住吉西班器具置場の整備の方が小杉班器具置場より先に行う予定でしたが、順番が変わりました。理由とその課題について消防局長に伺ったところ、「住吉小学校敷地の一部に建築されており、改築する場合には、新たな敷地の区分設定や校舎の日影規制等の検討が必要であり、現時点において同一場所での改築工事は困難なため」とのことでした。住吉西班器具置場は昭和25年に建てられ、昭和55年に改築、今にいたります。老朽化が問題となっています。
そこで、今後、移転予定地を確保する考えはないのか消防局長に伺いました。消防局長は「当該器具置場は、災害時の防災拠点としても重要であると認識している」としたうえで、「早期の整備に向けて取組んでまいりたい」と前向きな答弁をしていただきました。
大規模災害時に、器具置場のような拠点が老朽化によって万一のことがあれば、災害対応そのものが頓挫しかねません。引き続き、「早期の整備」に向けて取り組んでほしいと思います。
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5月3日
4月26日