プラスチック製レジ袋の有料化が、7月1日から義務付けられる。これに先行し、木月の高林果実店は6月1日から有料化に舵を切った。
レジ袋は大きさ別に販売。環境に配慮してバイオマス素材が25%配合されたものとしている。同店はもともと、ザル盛販売を導入して商品の個包装を削減するなど、プラゴミ減に努めてきた。ただ今回は有料化ということで、顧客からマイナスな意見が出ることを懸念していたという。だが、店主の高林富雄さんによると、肯定的な反応がほとんど。「大手スーパーが既に取り組んでいるので受け入れやすいのでは」と話す。ただ、潰れやすいトマトや土の付いた植木を販売する際、現状ではプラ製の袋を使わざるを得ないという。高林店主は「商品ごとにエコバッグを使い分けるなど、工夫する余地はあると思う」と見解を示す。
同店の常連客で木月在住の30代女性は、エコバッグが習慣化。「家庭のゴミ袋は大きいものを買って使っているので、レジ袋はゴミになるだけだった。常にエコバッグを持ち歩いていれば不便はないですよ」と話す。
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