市立下沼部小学校の2年生の学習支援を目的とした「寺子屋しもぬまべ」が6月16日、同校の会議室と多目的室で開講した。小学生を対象にした寺子屋は玉川小の「寺子屋ぎょくせん」に続き、区内で10校目。
初日は、学年児童の約半数となる65人が参加。寺子屋先生が自己紹介をした後、児童らは宿題や寺子屋が用意した学習プリントに取り組んだ。参加した川崎澪さん(7)は「勉強が好きなので参加してみたいと思った。先生たちは優しく、教え方も分かりやすかったので、いつもより早く宿題が終わってうれしい」と笑顔で話した。
開講に向けて始動したのは今年3月。かけ算や九九の学習が始まり、苦手意識を持ちやすくなる2年生を対象とした。運営を担う実行委員会の齋藤潔実行委員長は「想像以上にたくさんの参加者がいて驚いた。準備は大変だったが、勉強に懸命に取り組んでいる児童らを見て、開講してよかったと思った」と話した。
開講時間は、毎週水曜日の午後1時15分から1時間。今後、お手玉体験や習字教室なども予定している。
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