川崎市内で冠婚葬祭業などを運営する(株)セレモニア(本社=川崎区)が8月20日、児童養護施設すまいる(同)の児童を対象に、無料の七五三撮影会を開催。同施設から感謝状が贈られた。
さまざまな理由で家族との生活が困難になった児童が生活する同施設に特設会場を設置。入所する児童36人のうち、七五三対象の児童に加え、以前撮影できなかった15人を撮影した。子どもたちは会場に入ると歓声をあげ、自ら衣装を選び撮影。緊張の面持ちは満面の笑みに変わっていた。小3男子は「袴を着るのが大変だったけど楽しかった」、小1女子は「ドレスが着れてうれしかった」と話した。写真は後日アルバムにし、好みの1枚は引き伸ばして児童に贈られる。
小川暁美同施設長は「良い思い出になった」と感謝を述べた。同社の鈴木康伸代表取締役社長は「子どもの笑顔は何物にも代えがたい。儀式文化を引き継いでくれれば」と思いを語った。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|