神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2013年8月23日 エリアトップへ

サークル講師としてそろばんの普及に努めている 吉澤 博子さん 大和東在住 65歳

公開:2013年8月23日

  • LINE
  • hatena

喜びを実感させたい

 ○…大和市内の子ども達に、そろばんの魅力を知ってもらおうと、生涯学習センターで3日間に渡り無料体験講座を開催する。対象は幼稚園の年中以上。数字の読み書きが出来れば参加できるそうだ。「そろばんの楽しさはふれてみないと分かりません。計算が出来るようになる喜びと、思考力や集中力が高まる体験を、多くの子どもにしてほしいですね」と満面の笑みを浮かべる。

 ○…山梨県の勝山市出身。そろばんは姉の影響で始めた。最初は興味がなかったものの、努力の結果が「昇級」という形で表れるのが楽しくなり、夢中になった。小・中・高校の12年間は、珠算部に所属し、気が付けば個人でも団体でも、県大会優勝の常連に。「優勝すると学校の先生や生徒が集合して祝勝会を開いてくれて。両親や周囲の人も喜んでくれるのが、何よりも幸せでした」。人に指導できる資格となる一級を取得したのは小学6年生の時。「地方紙に写真入りで『天才児登場』と紹介されたんですよ」と照れ笑い。

 ○…20代で最初の教室を開き、現在も週に4日間、サークルでそろばんを教えている。その傍ら、市内4カ所で活け花の講師も務め、15年以上続けている社交ダンスは市の競技会で優勝するほど。また、娘さんと出かけるカラオケも大切な趣味。年に一度は必ず大会に参加するそうだ。完全な休みは日曜日のみだが、ここ数年は風邪もひいていないそう。「全てが楽しくて、病気している暇なんてありません。娘にはもっと休めと言われるんですけど」

 ○…子ども達に指導する上で気をつけているのは、出来ないことを叱るのではなく、出来たことをほめること。また、礼儀作法についても細かく口を出すという。「日々の練習の積み重ねが、結果となり自信になる。教え子に『そろばんをやっていて良かった』と言ってもらえるのが、今一番の喜びですね」。そうつぶやいて目を細めた。
 

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版の人物風土記最新6

古谷田 文隆さん

4月19日に地域の歴史を伝えるイベント「わにわにサロン」でゲストを務めた

古谷田 文隆さん

上草柳在住 81歳

4月26日

甲斐 茂男さん

小品盆栽愛好会の会長を務め、このほど「小品盆栽展」を開いた

甲斐 茂男さん

中央林間在住 82歳

4月19日

加藤 和也さん

4月1日付で大和市消防本部の消防長に着任した

加藤 和也さん

深見西在勤 59歳

4月12日

板庇(いたびさし) 一郎さん

昨年50周年を迎えた「宮下神輿会」の会長を務める

板庇(いたびさし) 一郎さん

深見在住 61歳

4月5日

下河辺 治美さん

「大和市肢体不自由児者父母の会」の会長を務める

下河辺 治美さん

福田在住 55歳

3月29日

明吉 美智子さん

「第19回大美展」を主催する大和美術協会で第5代会長を務める

明吉 美智子さん

上草柳在住 85歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook