大和歯科医師会の会長を務める 青木 則博さん 南林間在住 57歳
”ありがとう”が進む活力
○…「6月4日から10日は歯と口の健康週間。元気に生活してほしい。そのお手伝いが私たちの役割」。大和市と綾瀬市の歯科医師約110人によって構成される大和歯科医師会のまとめ役を昨年6月から担う。会長に就任以来、会員と力を合わせ幼児の無料歯科健診などの取り組みにも尽力。今年3月には大和市医師会にも呼びかけ、初の合同講演会も実現した。
○…生まれも育ちも南林間。子どもの頃から悩みの種は虫歯。中学生にもなると歯医者さんの”常連”に。ある日、担当の先生から『君は歯科医に向いているね』と何気なく言われた。「何を指してかはわからなかったけど、単純な性格だったからその気になるのは早かった」。そこからは歯科医の道へ。鶴見大学歯学部に進学し、29歳の時に南林間に『青木歯科医院』を開院した。以来29年にわたり地域密着の歯科医として活躍している。「『ありがとうね、先生』って笑顔で言われると明日の活力になる」
○…中学、高校では野球部だったが、大学では一転、「馬術同好会」に入部した。
「馬に乗るだけでしょ。それならすぐできるはず」と、たかを括っていたが、馬にいいようにあしらわれてショック。「一筋縄じゃいかない。それが面白かった」。10人ほどの部員だったが、指導者の号令に従い複数の人馬が同時に運動する「部班」や「障害物」にも挑戦し、在学中の6年間みっちりのめり込んだ。そのおかげか現在もスラッとした体形。「機会があればまた乗りたいな」と笑顔。
○…妻と二人の息子と4人暮らし。「白衣を脱げば、ただのぐうたら亭主ですよ」とテレビを見ながらの寛ぎ時間が楽しみ。「自分の夢を追えばいい」と、息子たちが歩く道を温かく見守る。「大和歯科医師会は今年60周年を迎える節目の年。毎月8日も大和市の歯の日として制定され、もっと身近に歯科医と触れ合う機会を作っていきたい」と意気込んだ。
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