初の著書「サポーター論」を書き上げ5度目の「ワールドカップ」観戦に向かう 勝村 大輔さん 上草柳在住 40歳
目標は「素敵な公私混同」
○…6月13日に開幕する「2014FIFAワールドカップブラジル大会」で日本代表を応援するため、6月17日に日本を飛び立つ。パリ経由でサンパウロに入り、バスで4時間かけて「日本-ギリシャ」戦が行われるレシフェに向かう。3泊7日という超強行軍だが「行程が過酷な程、誇らしい気持ちになる」と笑顔。5回連続となる『サッカーの祭典』に向け、今から胸を躍らせている。
○…西鶴間小学校でサッカーを始め、ボールを追い続ける少年時代を過ごす。高校卒業後は美容師を目指し専門学校へ。下北沢で3年修行を積み、本場の技術を学ぶために単身ドイツに渡った。「英語もドイツ語も全く話せなかった」と苦笑しながらも、不安は全くなかったそうだ。そこで美容師としての技術習得とともに、サッカーが生活に溶け込んでいる風土にふれ、サッカー熱が再燃した。
○…ワールドカップを強く意識したのは97年。アジア最終予選で、サッカー日本代表がイラン代表に勝利した試合をドイツで見たことがきっかけだった。奇しくも試合が行われた11月16日は自身の誕生日。運命を感じ「日本代表を応援しなければ」、そんな使命感に駆られた。仕事を辞め、無職になりながらも翌年のフランス大会を現地で観戦。大会の雰囲気、各国のサポーターとの交流…、全てが楽しく気付けばワールドカップに魅了されていた。以来これまで、全ての大会に足を運び続けている。
○…現在は大和市内に美容室「ガナーズ」を2店舗展開する。またコンサルタントとしても講演などで日本各地を飛び回る日々。7月には初の著書『サポーター論〜一度きりのお客さんが熱狂的なサポーターに変わる』が、ギャラクシー出版から発売される予定だ。コンサルタントとサッカーを結び付け、Jリーグに係わる仕事も増えた。「目指すのは素敵な公私混同。仕事は心から楽しまないと」。満面の笑みが浮かんだ。
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