神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2016年3月4日 エリアトップへ

「漆喰造形絵画会」の代表として、3月に渋谷学習センターで展覧会を開催する 小端 裕一さん 上和田在住 81歳

公開:2016年3月4日

  • LINE
  • hatena

「挑戦」で常に気持ち若く

 ○…漆喰を使い、絵に立体感をつける「漆喰造形絵画」。大和を中心に活動し、毎年欠かさず展覧会を開催している「漆喰造形絵画会」の代表として、50歳から80歳までのメンバー15人を取りまとめる。3月23日からは渋谷学習センターで32回目となる絵画展を開催、会員一人ひとりが丁寧に作り上げた風景画や動物画など約40点が並ぶ。「来場した方が直接触って体感できる展示になっています。漆喰造形絵画を体験できるコーナーもあるので、多くの人に試してほしいですね」

 ○…漆喰造形絵画を始めたのは65歳の時。旅行で訪れた伊豆の長八美術館で体験したことがきっかけで、興味を持ったという。以来独学で学び数々のコンクールで入賞、定年後はカルチャースクールの講師として活動している。「漆喰造形絵画会」の代表となったのは、会設立当初の14年前。以来会員の指導をしながら、自身も作品作りに励む。

 ○…出身は北海道。実家は農家で、3人兄弟の長男として育った。住まいが海岸に近かったこともあり、流氷が沿岸から離れる時期になると、かごを背負って波打ち際にやってくる毛ガニを熊手でとって歩いたという。当時夢中になっていたスキーでは、学校対抗リレーの選手にも選ばれた。中学生の時には道内全域で募集された「道路愛護ポスター」で3位に選ばれた経験も。高校卒業後は札幌で車関係の会社に就職し、車の整備を担当。23歳の時には札幌出身の妻と結婚した。50代の時、仕事の関係で大和へ。

 ○…妻は病気で亡くなり、現在は一人暮らし。「年に2、3回、北海道で暮らす息子と娘、2人の孫、ひ孫を訪ねるんですよ」とにっこり。趣味は「漆喰一本」と力強く語る。漆喰造形絵画で使用する道具も女性や子どもでも使いやすいようにと、自身で開発するほどの熱心さだ。大切にしている言葉は「人生はトライ」。「挑戦する意欲が気持ちを若返らせてくれますね」

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版の人物風土記最新6

古谷田 文隆さん

4月19日に地域の歴史を伝えるイベント「わにわにサロン」でゲストを務めた

古谷田 文隆さん

上草柳在住 81歳

4月26日

甲斐 茂男さん

小品盆栽愛好会の会長を務め、このほど「小品盆栽展」を開いた

甲斐 茂男さん

中央林間在住 82歳

4月19日

加藤 和也さん

4月1日付で大和市消防本部の消防長に着任した

加藤 和也さん

深見西在勤 59歳

4月12日

板庇(いたびさし) 一郎さん

昨年50周年を迎えた「宮下神輿会」の会長を務める

板庇(いたびさし) 一郎さん

深見在住 61歳

4月5日

下河辺 治美さん

「大和市肢体不自由児者父母の会」の会長を務める

下河辺 治美さん

福田在住 55歳

3月29日

明吉 美智子さん

「第19回大美展」を主催する大和美術協会で第5代会長を務める

明吉 美智子さん

上草柳在住 85歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook