音楽ユニット「LickLuck」の代表として、7月半ばに大和市立病院で院内コンサートを行った 五十嵐 優さん 福田在住 26歳
音楽で心を癒したい
○…入院患者の心のケアにつなげようと、大和市立病院で開催されている「院内コンサート」。7月半ばにも開かれ5回目を迎えたこのコンサートに音楽ユニット「LickLuck(リックラック)」の代表として参加、当日はエレクトーンなどの生演奏や司会進行を行った。「患者さんに『入院中にも楽しみがあった』『早く退院したいと思えた』など、喜んでもらえることが嬉しいですし励みになります」
○…このコンサート事業を知ったのは3年ほど前。市立病院が入院患者に癒しの場を提供するため、協働事業者を募集していることを知り「会の趣旨にぴったり」と応募、採用に至った。当初は患者の年齢層がわからずに選曲を誤り、高齢者を前に子ども向けソングを歌ったことも。「最近は誰もが無理せず楽しめる手遊びを取り入れるなど、場全体が楽しめるよう工夫しています」
○…柳橋出身で生粋の大和っ子。幼稚園の頃からヤマハ音楽教室に通い、エレクトーンとピアノを習う。どちららかと言うとおとなしい性格で、休み時間には教室でオルガンを弾いている子どもだった。引地台中学、大和東高校では吹奏楽部に所属し、サックスやパーカッションを担当。高校卒業後は長年続けてきた音楽の道に進もうと昭和音楽大学の電子オルガンコースを専攻し、その後武蔵野音楽大学、東京音楽大学の指揮コースにも所属した。大学時代の老人ホーム訪問演奏の経験を活かし、22歳の時にLickLuckを結成、翌年には市内で音響会社も立ち上げた。「音楽一筋ですね」と微笑む。
○…現在は実家暮らし。音響の仕事の傍ら、約2年前からは中国の大学や専門学校で客員教授として、現地学生のハイブリッドオーケストラやエレクトーンの指導にあたっている。趣味はドライブ。休日には海や山など落ち着く場所に足を運ぶ。友人の結婚式ソングなどを作曲しているときもリラックスできるひと時。
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