綾西バザール商店街で「あやせ音楽祭」を開催した 大光寺 圭さん 大和西高出身 39歳
音楽も書も絵も、楽しく
○…9月28日に綾瀬市の綾西バザール商店街で開かれた「あやせ音楽祭」。音楽仲間らに声をかけ11組の演者が集まった。ポスターやチラシ、会場に掲げる横断幕も初めてつくった。すべて白紙に毛筆で「あやせ音楽祭」と書いた。文化書道師範六段の達筆だが芸術性よりも分かりやすさを大切にした。「いろんな歌を歌い、いろんな字も書くけど、やっぱり分かりやすいのが一番」なのだとか。
○…吉田拓郎を敬愛する父がギターを大切にしていた。小学5年と6年の担任はギター好きで、子どもたちの前で、時々そのギターを奏でるのが好きだった。いつしか家にあるギターを触るようになりコードも覚えていった。書道と絵を習いバスケットにも夢中になった。高校では5人でガールズバンドを結成し、高3の夏にあった高校生バンドのコンテストでは1800組の応募の中から上位20組に選ばれ、横浜スタジアムで熱唱した。
○…高校卒業後は母親と同じ看護師になるため進学。音楽活動と両立し2003年にインディーズデビューした。06年にはキングレコードからソロアーティストとしてメジャーデビューし、3年間のプロ生活を送った。「中学までの自分には想像もつかない世界だった。華やかだけど大変なところもあった」という。
○…1979年、綾瀬市生まれ。綾南幼稚園から土棚小、春日台中学、大和西高校へ進んだ。子育てをするなか2015年に音楽活動を再開。市の事業に参加したことをきっかけに地元の知り合いが増えた。綾西バザール商店街ともその縁でつながり、今年は毎月1回、第3日曜日にバザールで開かれる「みんなの広場大市」で歌っている。過去には大きな成功も失敗も経験したが「音楽で地域に貢献したい」。職業はケアマネージャー。
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